ノート術・手帳術

「忙しい」は、忘れて、つかまえて

🖊️2019年6月2日投稿▷2024年1月22日更新

こんにちは、eyecoです。

「忙しい」は、忘れて、というのは、「いそがしい」という5文字を口にしないようにする、という意味です。

「時間は有限」の可視化、そして壁

過去に、「バーチカルの壁」 という表題で記事を書きましたが、「猛烈に忙しい!!なんでこんなに時間がないんだ!!!」という人こそ、ぜひ一度、バーチカル手帳を使ってみてほしい。

かくいうわたしは2度トライして2度挫折しましたが。。。(※2019年執筆時点/2024年現在はバーチカル手帳3年目突入です!)
難関?バーチカルの壁こんにちは、ノート研究ライターeyecoです。   今日は手帳のお話しです。皆さん、手帳は使っていますか? 最近は、「手帳は予定管理だけ...

特に、お勤めなどで拘束時間がバチッと決まっていたり、仕事だけでなく育児や介護など自分でコントロールできる時間が少ないと感じる方は、時間軸がビッシリ書いてあるバーチカルの手帳で、「自由にならない時間」と「自分が使える時間」がどのぐらいあるのかを1週間単位で見てみると、日々の生活が、”時間単位” としてくっきり浮かび上がってきます。

余談ですが、これを執筆した後のワーク講座で、参加者さんより「多忙を極めるとバーチカルだと『こんなに時間がないのか涙』と実感しすぎて無理でした。。。」という声もありました。とはいえ、時間は増えないので「今年はこれでよし!」など制限を決めるとか、新たな視点と線引きが必要ですね

「忙しい」を言い訳にしない

これは、自戒です。わたし自身に強く言い聞かせたかったことですが、日々、目の前にあることばかりに気を取られて対処し続けていると、あっという間に時が経つ

同じことを繰り返して、手を動かし、日々のタスクやノルマをこなすだけで1日が終わる。持ち越した分を翌日にやって、またタスクやノルマで終わる。「仕方がない、いま、これやっているんだから。先のことなんか考えられない、これが終わって一段落したらにしよう」と。計画も、やりたいことも、とにかく落ち着いてから考えよう、と。

ただ、これを5年、10年続けていたらどうか。

事実、のんきに構えていたわたし、気づけば40の壁。折り返し地点、チクタクカウントダウンが聞こえ始め、焦り、悩む。しかし、どうしよう。一段落しちゃったら生活できない。ひとりで、とにかく必死に、動けるうちに動き続けなくてはいけない。落ち着くなんて夢だ、やりたいことよりやらなきゃいけないことに目を向けるべきだろう、ともがきながらも溺れないようにすることに力を注いできたような気がします。

そんなふうに必死にもがく中で、仕事やプライベートでもいろんな方にお会いしたのですが、いわゆる「トップ」とよばれる方々は共通して時間の使い方が見事いうまでもなく業務量や仕事に割かれる時間は多いのに、やりたいこともしっかりやっているという驚くべきバイタリティを持っている。決して「忙しい」ことを言い訳にしない。やりたいこと、目指すものをしっかりと見据えていて「やりたいならやれば?」「え?いまやらないならいつやるの?」と迷いなく動くんですよね。

時間は ”つかまえるもの” という感覚を培う

「どんな人でも平等なのは1日24時間という時間。人によって時間は増えたり減ったりはしない」といったのは誰だったか。1日24時間をどう使おうと、それはその人次第だし、自由でもある。ただ、時間に追われながらバタバタするよりも、自分が追いかけることを意識すると、たどり着く先は変わるんじゃないか、そんなふうに考えてたら、思考が「いまやらなくてはいけないこと」だけでなく、「やってみたいこと」に展開し、「そのためにはいま何をしたらいいか?」と、”未来→いま” へ、矢印が向き始めました。すると、不思議と、タスクやTODOも ”自分を育てる栄養分”、 “種まきと筋トレ” に転換、ワクワクする気持ちも芽生えてきたんですね。

つまるところ、ものは考えよう、ということかな。

バーチカルな思考力を味方に♡