ノート

再び考えたい「ノート使い切れない問題」①LIKEで決まる運命

*2019.7.11公開→2021.4.24更新

こんにちは、ノート研究ライターeyecoです。

2年前に投稿した「ノート使い切れない問題」について、2年経って今思うことも盛り込みつつ、再び考察してみたいと思い、今日は加筆版を。これに続く【後編】は後日また。

「使い切れない!」は、ノートあるある

ノートあるあるの1つ、「1冊のノートが使い切れない」問題
きょうはこれについて少し、わたしなりに好きに書き散らかそうかなと思います。

半端なノートを前に、ちょっと考えてみましょう。

このノートを手にした理由は、以下のうちどれでしょうか?
  • ①気に入って買ったもの
  • ②必要性に迫られて買ったもの
  • ③人からもらったもの
  • 次に、使わなくなった理由は、以下のうちどれだと思いますか?
  • ①必要がなくなったから
  • ②使いにくさを感じたから
  • ③飽きたから
  • ざっくりですが、どうでしょう?

    まず、手にしたときのことと、使わなくなった理由に注目してみてください。

    LIKEでノートの運命が決まる

    これはノートだけじゃなくて、洋服や食器その他、モノには共通して言えることかと思いますが、「欲しい(want)」なのか「必要(need)」なのかで、入口が変わりますよね。

    さらにここに「好き(like)」が加わると、愛着を持って使えるので、長く活躍してくれるモノになってくれます。

    裏を返せば、LIKEを感じない時点で、そのノートの運命も決まってしまいますね。

    中途半端に残る問題をどうするか

    とはいえ、「好きだと思ったのに、飽きた」と気持ちが冷めることもあります。

    特に一目惚れ的なビビビ!や、なんとなく良さそうと勢いで買ったノートは、うまくハマれば相棒ノートとしてがっつりお役目を果たせるけれど、お蔵入りな運命をたどる可能性も高いです。人からもらったものも、好みじゃない場合はそうなります。

    「必要がなくなった」も同じです。

    勉強、旅行、ミーティングメモなど、それ専用というノートは終わったら資料と一緒に紛れるというケースも。中途半端なノートがあちこちに残っていくということになりますね。

    気にしなければそれでいい

    肝心なのはここからですが、「気に入らないノートは使わない!」というポリシーがあれば無理に使うことはないと思います。

    「美的重視!」とか「実用性重視!」など、自分の中で「使わない/使えない」理由がしっかりわかっていて、それに基づいての「もういいんだ!」という選択はアリです。

    ノートを使うことが目的じゃなくて、集める、コレクションすることが好きな人もそうですよね♪

    別の方向に舵を切る

    「それでもやっぱり気になる。せっかく買ったのにもったいない」と、ノートに見切りをつけるのに気がひける場合は、別モノとして再利用するのはどうでしょうか? 

    わたしのスタメン落ちノートは、”走り書きメモノート”と化しました。毎日落書きのようなミミズ文字を受け止めてくれています(笑)

    手帳ノートとしての役割をもはやなしてないノート。。。!!
    ディクテーション(英語の聴き書き)練習帖のようになっています。。。!!

    「●●用」と決めずに出番を増やす

    例えば、このノートは主に英語勉強のディクテーション中心に書き散らかしていますが、すぐ手に取れるところに置いてあるから、こんなふうに全く違うことを書く日もあります。

    頭の中を整理するのに全部吐き出している最中のモノ
    完全に罫線とかも無視する有り様。。。!!

    共通するのは、「とっておかない情報」をこのノートに書いているということです。捨てメモ的な扱い。ノートの枠も罫線も気にしないで、カレンダーやチラシの裏紙に書くような気分でどんどん汚していく

    中途半端にお蔵入りさせず、未使用な部分を残してゴミ袋に入れることもせず、こうやって使っていけば、最後に資源ゴミで出せます(笑)何より、「使い切ったぞ!」という気分になれるし、ノートだって嬉しいはず

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    まとめ:とにかくガンガン汚す

    購入時に考えた「役割」に固執せず、フレキシブルに使ってみる。どんどん汚す。ノートを使い切りたいという人は、きれいに書く以上に汚すことを意識して、どんどん書いてみてはどうでしょう? 字の練習帖とか、絵の練習帖とか、そんなふうにしてもいいと思うんです。きれいに書けるようになったら、別のノートにきっちり書く、とかね。

    続きは明日。

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